https://www.gizmodo.jp/2020/04/an-old-computer-system-is-keeping.html
ギズモードジャパン
今年4月と過去のニュースではありますが今更知りました。
世界中同じ様な問題抱えているんだなと実感。
ニュージャージー州にて失業給付金の申請者が増えすぎた結果、給付金システムがクラッシュしたそうです。
このシステムがCOBOLというプログラミング言語を使用して作成されており、COBOLプログラマーを必要としているようです。
しかし、このCOBOLという言語、1959年に開発されたかなり昔の言語で現在この言語を使える人材がかなり不足しており問題になっております。
問題の原因
人材が枯渇する問題があることがわかっているため、COBOLのような古い言語で書かれたレガシーシステムを人材の豊富な別の言語に置き換える必要があります。
しかしギズモードさんでも書かれていますが、銀行などの金融や、官公庁の業務システムはミスった時の影響が大きすぎてなかなか腰をあげることができずその結果今回の現象が発生しました。
日本でも状況は同じ
もちろん日本でも同じ様に銀行などは今でもCOBOLを使用しています。
私個人の経験でも引っ越しを検討している際、超大手の不動産会社でもCOBOLではないものの、IBM社のレガシー言語で書かれているであろうシステムを使用しているのを見かけました。
仕事の関係でこのレガシーな言語を使用している方と面談したことがあるのですが、まさにその方も50代で若手と仰られておりました。
日本でも同じ状況でいつ問題が発生するかわからないですね。。
とはいえCOBOLプログラマーは目指さなくてもいいよ
最近何気にもてはやされがちな気がするIT業界。
IT未経験で特に30代以降の方、COBOLをきっかけに業界に参入できるのでは、、ともしかしたらのもしかしたら考えるかもしれません。が、一応業界に所属している私の意見としては全くおすすめしません。
使われているシステムも結構残っていますが、この言語で新機能を開発することはなく、今動いているシステムの運用がメインになります。開発要員が募集することもあることはありますが数は少なく単価も安いです。
何より学ぶ敷居が高すぎます。こういった言語はいわゆる汎用系と呼ばれており、ネットが生まれる前より稼働しているため専用の環境が必要となります。pythonやjavaなどのオープン系と言われる言語ならPCがあれば個人でも勉強できますし、ネットなどで情報も取得しやすいのですが情報を集めるのも一苦労です。
あることにはありますがある程度理解している人がみないと、何いってんだコイツ状態になりがちな情報が多いです。
個人の意見ですが、もてはやされがちなのはWeb系エンジニアと呼ばれるもので日本では若手が重宝されている気がします。
IT業界も色々あって結構3Kも多いです。将来性があると言われていますが無理して参入する業界でもないかなと思います。
Web系に対する憧れはありますが、それは何故と考えてみるのがいいかと思います。
私の場合、服装自由でMacを使用できる確率が高いから働いてみたいということに気づきました。
これ別にWeb系じゃなくてもいいよなあ。憧れはありますが、それより日々勉強して楽に暮らしたいです。
誰か金ください。