35歳までに身につけておきたい自分の価値(ステイタス)を高める知力(インテリジェンス)を読みました。
知力とは知識と知恵を合わせたものと本書ではよんでいる。
知識だけだと、自分に当てはめて応用できない。
知識を応用するには数多くの経験を通して身につける知恵も身につけなければならない。
といった内容で、基本技術として知識を身につける。ただし知識だけを身につけて物凄い物知りになったとしても社会では道具として扱われるので自分なりに扱える様に知恵を身につけ知力を高めましょうといった内容です。
知識と知恵、両方を身につける方法を考えたときにブログを書くのがいいなと思いました。内容を共有します。
知識の身につけ方
今まで何もしてこなかった自分としては知力の前に、知識を身につけるところから始めないといけない状況。
本書の中で身体を使って覚えたものは忘れないと説明がありました。
「ソファー問題」という有名な問題があり、幅が1mの、途中で直角に曲がっている廊下に、引越し屋さんがソファーを運んで入ってくる。その時、曲がり角を通れるような一番大きなソファーの面積はどれくらいか、という問題です。
アメリカでは中学や高校ぐらいの子どもに教えられているそうです。
紙面上で考えさせるのではなく、実際に通路の模型を作らせて、そこに粘土で作ったソファーを通して考えさせるとのこと。
この方法だと頭の中で考えるだけでなく、目で見て、手を動かし、試行錯誤をしながら身体全体を使って考えていく学習法のため、知識を定着させるには優れてます。
この考えって本を読むインプット行為より実際に表現するアウトプットの考えに似ているなと思います。
例えば、今の自分には思考能力とライティング能力が圧倒的に足りないため伸ばしたいと思っています。
本やニュースを読むだけではなく、得た情報をもとに実際にアクションを起こす、内容をまとめてブログで発信する、といった行動を起こすことが大事だなと思います。
知恵の身につけ方
知恵というのは知識を実社会の中で使いこなしていく力ともいえます。
例えば、九九を覚えて計算問題を解く段階ではこれは知識。
自分がピザ屋でアルバイトをしているとして、注文を受けピザを届けたときに相手が1万円を出したとする、
このときにお釣りが幾らかを計算することになるが、このときに計算の基本知識を活用して計算することになります。これを知恵といいます。
知恵というのは型がなく教えられるものではなく他人から盗むもの。
そのため、観察眼を養うことが大切になります。
思考能力とライティング能力を伸ばしたい自分の場合は、他人の文章や考えを本やニュース、コメント欄等から他人の考えていることを知ったり、文の構成を考える。
考えるだけでは身につかないので自分なりにブログで実践して発信するといったことを行う必要があります。
とりあえずブログを書こう
知識と知恵を身につける方法を考えると両方ともブログを書いたらいいじゃんと気づきました。
私の場合は比較的継続しやすいブログですが、SNSやYouTubeで発信するのもいいですね。特にYouTubeは敷居は高くなりますが画作りや声を出すなど考えること、行動することが多いので身につきやすそうです。