本書ではミスの原因は4つ、「集中力の低下」「ワーキングメモリの低下」「脳疲労」「脳の老化」だとしており原因に対する対応を記しています。
その中で私がやってしまいがちな最初に頑張りすぎて大事な箇所が漏れる、といった対応策2つ、3ポイント勉強法と100点をめざさない「30点目標仕事術」に共感が持てたので紹介します。
3ポイント勉強法
欲張りすぎると、結局何も学べない
セミナーや講演は、「3つだけ、気付きを持って帰る」という姿勢で聞く事を本書では推薦しています。
筆者のセミナーや講演会の受講生にものすごい勢いでメモを取る方がいたそうです。質疑応答の際質問がないか聞いたところ特にありませんと返答があったそうです。
「全部学ぼう!」と思うほど、後半の最も重要なポイントにさしかかったときに、脳は疲労し、集中力が低下して、肝心なポイントを聞き逃すハメになります。
100点をめざさない「30点目標仕事術」
筆者は原稿を書くとき、30点の出来で、とりあえず最後まで書き上げるを目標にしているそうです。
最初から100点をめざすと、いきなり名文を書かなければならず、筆は進まないのに、ただ時間だけがすぎていきます。
結局最後は時間がなくなり、「直し」「チェック」の作業時間がなくなり、「ミス」が発生する原因となるのです。
「30点目標仕事術」では例えば4週間で書き上げる場合は、2週間で最後まで一気に書き上げるのです。残りの2週間は、「直し」の作業をし時間をかけて「チェック」しますから、ミスの確率は限りなくゼロに近づいていきます。
私としても過去の経験から完璧を目指すとバテてしまい継続が難しいと思います。形がまがりなりにも出来る事でやる気がでるので取り入れています。
最後に
少し話がかわるかも知れませんが完璧を目指さない事について
読書にも当てはまるかと思いました。
とある動画で読書について
全てを理解しなくていい、
読んだ本で印象に残ったことを書く。
実際にアクションをおこす事が大事だと語っていました。
私もこの記事を読んでくれた方にも是非実践してほしいです。