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伊藤忠商事はファミリーマートを完全子会社化するとの事。
今後はAIを活用した業務効率化、顧客データの活用、実店舗とデジタルの融合による新ビジネスの構築などを目指す方針との事。
澤田社長が2019年に刷新した基本理念「地域によりそう」も交えてどうなっていくのかは気になります。
実店舗を持っているという強みを活かして地域性を強めるといった方針
澤田社長は、『職業、挑戦者』の中で、コンビニ店舗が高齢者や単身世帯の生活を支えることの重要性を語っているそうです。
引用記事内によると例えば店員が、高齢者に代わって「端末機の操作をしてあげる」「販売したペットボトルのフタをとってあげる」、「家の照明が切れた時に、交換のために訪問する」との事。
SNSやデジタルが発展しているからこと人の力は強くて、それを活かすのは理解できます。
ただ、現状コンビニ現場は疲弊しており、実現するにはまず先に業務効率化を行い現在の業務を削減する必要があると思います。ここに関してはAIとやらの業務効率化に期待ですが、そもそも消費者である自分から見ても動線がおかしいと感じることが多く、店長レベルでも考えていかないといけないと思っています。
それに加えて人との繋がりの重要性は個人経営でやっている店の方なら自分事として捉えているので強い。
対してコンビニで働いているのはバイトが多く、働こうがなかろうが時給で入ってくるので他人事だと捉えていると思います。
この状態でバイトに求めるのは難しいのではと思います。時給制だと厳しいと感じますが、逆に歩合性だと顧客が多い地域、時間帯が大事になってくるのでバイトの人を集めるのが難しそうですね。
今のうちから変化に慣れよう
前述の動線がおかしいのって新しい仕組みが入った時にそれ以外はそのまま、みたいになっていると思っていてここで矛盾が生まれているのが原因じゃないかなあと思いいます。変なところで現状維持バイアスが働いて、結局業務改善されてないなーと思います。新しい仕組みを上から言われたので導入しました、みたいになっているので何故導入するのかを深く考えることが出来ていない。導入したい側もメリットを深く考えわかりやすく提示する必要。導入する側もどう活かすかを考える。
これがうまく機能しないと厳しいかと思います。
ただのリーマンである僕も言われたからやりました。みたいになりがちなので気をつけないといけないですね。